『外町天満宮 』 稲置街道
『神護山先聖寺』の続きとなります。
先聖寺大雄宝殿の右に南を向いて境内を構えた『外町天満宮』が鎮座しています。
社地はもともとなのか、盛られたものか分からないけれど二段となっています。
社頭右には石仏が並び、コロナ禍を乗り切るため思案に暮れる如意輪観音像や馬頭観等が安置されていて、何れも見てのとおり結構な歳月を重ねているようです。
一番右側に最近ほとんどお目にかからなくなった二宮金治郎(尊徳)像があります。
仕事をこなしつつ、学ぶその姿、少し古めの学校の校庭では出逢えるかもしれないが、直近で出会ったのは昨年四国に行った時以来か?
こうして眺める『天満宮』、社地が盛られているのがよく分かる。
鳥居正面からの全景
右手に「天満宮」社標と一段上がって1911年(明治44)に建之された鳥居とその右には撫で牛。
2段目が社殿域、小さな狛犬が社殿を守っている。
拝殿は瓦葺切妻造の妻入りで四方吹き抜けのもの。
軒下に架けられた木、良く目を凝らすと天幡宮と書かれているようです。
本殿左右に末社があるようです。
1920年(大正9)生まれで小さな体ながら社殿域を守護しています。
拝殿から本殿方向の眺め。
左は稲荷社のようで、右手には2社が祀られているようです。
『外町天満宮』の詳細はよく分からなかった、犬山市の神社一覧でも創建不詳とある。
祭神は菅原道真。
鞘堂内の本殿は見て取れなかった。
本殿後方に見えている寺院は祥雲寺。
本殿右の末社
右 浅間社 左 津島社
本殿左に鳥居を構える稲荷社。
境内社の詳細は不明。
拝殿前から「先聖寺」境内の眺め。
艶やかな大雄宝殿に対し、『外町天満宮』はひっそりと佇んでいます。
そんな境内に梅が彩りを添えている。
唐様式の大雄宝殿と外町天満宮、そして天井画や御朱印。
時が過ぎるのが早く感じる。
さて、街道に戻り先に進もう。
2021/3/9
外町天満宮
創建 / 不明
祭神 / 菅原道真
境内社 / 稲荷社、浅間社、津島社
住所 / 犬山市大字犬山南古券51 (先聖寺境内)
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