『神明社』 猪子石の町名の由縁を訪ねるVol 3
旧猪小石村、一昔前は田畑が広がり、北に矢田川、南を香流川に挟まれる地域
蝮だろうが猪だろうが狸、狐なんでもあり、まさしく田舎の風景が広がる地域
蝮だろうが猪だろうが狸、狐なんでもあり、まさしく田舎の風景が広がる地域
牡石(猪子石神社)、牝石(大石神社)と香流川の位置関係が地誌にも描かれ残っています
現在は県道215号(出来町通り)が整備され、基幹バスが走り、住宅地へ変貌を遂げました
現在は県道215号(出来町通り)が整備され、基幹バスが走り、住宅地へ変貌を遂げました
合併を繰り返して現在の町名も名東区神月町
上の地誌は位置関係からこの周辺から南を描いた様に見えます
基幹バス引山バス停から来た道を5分程戻った左側の杜を目指します
県道を左に入った宮前公園の向かいが今回の目的地『猪子石神明社』
この地の氏神様です
この地の氏神様です
境内は公園の北向かいに広がります
県道の喧噪も道路1本入るだけで静かな街並みです
県道の喧噪も道路1本入るだけで静かな街並みです
南側にある石段の先、一の鳥居からは拝殿まで一望できます
凛々しい顔つきの狛犬
境内左、古札納所
シャープな屋根の手水舎と自然石の手水鉢
境内を遅い朝陽が茜色に染め、昼間にはない趣があります
二の鳥居の扁額
拝殿、本殿にも朝陽が差し込んできました
参拝
桐紋が溢れる拝殿内
『猪子石神明社』
創建 / 834~848(承和年間)
1308~1318年(鎌倉時代後期)猪子石字水汲坂に鎮座
香流川氾濫 により1622年(元和8)に現在地に遷座
御祭神 / 天照大御神
合祀 / 須佐之男命、菊理姫命、日本武尊命、豊受大神、大山祇命
猪に因み足腰の守護、「亥の子」信仰に因み五穀豊穣、子孫繁栄の守護として親しまれる
『猪子石神明社』
創建 / 834~848(承和年間)
1308~1318年(鎌倉時代後期)猪子石字水汲坂に鎮座
香流川氾濫 により1622年(元和8)に現在地に遷座
御祭神 / 天照大御神
合祀 / 須佐之男命、菊理姫命、日本武尊命、豊受大神、大山祇命
猪に因み足腰の守護、「亥の子」信仰に因み五穀豊穣、子孫繁栄の守護として親しまれる
拝殿から本殿
拝殿の左には境内末社の英霊社(右)と龍耳社(左)が祀られる
龍耳社
明治初期、現在の豊田市の弁天池で杉浦 喜兵衛が乾固した耳の付いた八尺許の蛇を見つけ持ち帰った
その後、守山区小幡の畑 一衛門が「耳の祭神」のご神体として祀ったが昭和初期に新明社の末社 として祀り現在に至る
左は明治に書かれた絵のコピーと思われます、絵の様子と由緒の「乾固」と多少?ですが
地方新聞に取り上げられたと記されているので不思議な何かが見つかったのでしょう
明治初期、現在の豊田市の弁天池で杉浦 喜兵衛が乾固した耳の付いた八尺許の蛇を見つけ持ち帰った
その後、守山区小幡の畑 一衛門が「耳の祭神」のご神体として祀ったが昭和初期に新明社の末社 として祀り現在に至る
左は明治に書かれた絵のコピーと思われます、絵の様子と由緒の「乾固」と多少?ですが
地方新聞に取り上げられたと記されているので不思議な何かが見つかったのでしょう
祠に飾られていた置物にも耳? 聞こえに御利益があるようです
英霊社
猪子石遥拜所石標と境内東にある社号標
神明社資料館
この地方の古くからの馬具や棒の手などを保存するため昭和63年建築されたもの
未だ中に入る機会がないのでいつかは訪れたい
猪子石神明社
住所 / 名古屋市名東区神月町602番地
tel / 052-771-3244
アクセス / 名古屋市営バス 引山バス停より徒歩5分程
この地方の古くからの馬具や棒の手などを保存するため昭和63年建築されたもの
未だ中に入る機会がないのでいつかは訪れたい
猪子石神明社
住所 / 名古屋市名東区神月町602番地
tel / 052-771-3244
アクセス / 名古屋市営バス 引山バス停より徒歩5分程
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