『諏訪神社』
名古屋市守山区中志段味
商業施設の建設が著しい県道15号線の「新中志段味」交差点から少し北に入った中志段味保育園の東に『諏訪神社』は鎮座します
保育園に隣接する様に石鳥居と社号標が建ち、奥へと参道が伸びています
参道入り口の守山区史跡散策路の案内板
前回訪れた下志段味の八幡神社、現地で案内板を見なかったけれどこの散策路に含まれていたようです
この諏訪神社と共に、古くからこの地の守り神の様です
生憎の雨に参道の先は霞んでいます
杉に囲まれ、石灯籠が立ち並ぶ参道、その先に境内が広がり拝殿が見えてきます
境内入口の狛犬は角が取れ全体的に丸みのあるもの
境内右に手水鉢があり、その奥に複数の石碑があります、後方は針葉樹林の杜が境内を取り囲んでいます
諏訪神社境内全景、拝殿の左に社と稲荷、社務所と続きます
社殿全景
瓦葺切妻造りの拝殿、幣殿は外砥の千木と5本の鰹木を施された本殿とつながります
本殿右に小さな祠が二つ見てとれます
鈴が二つ、神紋は違い鷹の羽紋
焼き加工された彫飾りはとてもシック、外観を落ち着いた趣のあるものにしています
拝殿内から本殿方向の眺め
正面に由緒が掲げられているけれど内容までは読み取れませんでした
守山区の史跡案内からの抜粋となりますが
「創建は不明、諏訪の名は長野県諏訪湖畔から諏訪上社、下社を狩猟・農耕・武勇の神として勧請したことによる。諏訪神社は中志段味村の氏神で、祭神は武御名方命
張州府志によれば、寛文年間(1661から)には禰宜がいたこと、境内社に住吉社、鹿島社、熱田社、香取社、浮須社、賀茂社、春日社の7社があることが記されている」とある
本殿左に不明な社とその左に稲荷社が祀られます
そして中程に石塔・・・・・これは?
不明社と本殿
稲荷社
拝殿右には石塔が5つ並んでいます
写真左から2番目は月齢の夜に集まり月待行事を行う月待講の廿二夜塔、八幡社(廿三夜塔)でも見かけたものです、その右は御嶽山神社
両サイドの小さなものは文字が彫られていますが読み取れません、諏訪神社には字西山島と字大屋敷から移転した山の神があると聞きましたがそれがこの二つなのか?
一番左の石塔が金比羅神社
本殿右に秋葉社、山神社が並んで祀られています
境内から鳥居方向の眺め
わからない事の多い諏訪神社
何かもやもやが残る、日を改めてもう一度参拝に訪れる事にします
諏訪神社周辺の明治と現在の移り変わり
随分と住宅も増え、今後も大型商業施設が出来る様です
諏訪神社の鎮座する杜の眺め
古墳も多く残る地域で、田園風景もまだ〃残っています
歴史と自然が共生する快適な街に変わって欲しい物です
『諏訪神社』
創建 / 不明
祭神 / 武御名方命
境内社 / 秋葉社、山神社、御嶽神社、金比羅神社、稲荷社
住所 / 名古屋市守山区大字中志段味宮前
アクセス / ゆとりーとライン大曽根駅から中志段味バス停下車、徒歩10分程
アクセス / ゆとりーとライン大曽根駅から中志段味バス停下車、徒歩10分程
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