『秋葉社』 名古屋市熱田区大瀬子町
名古屋市熱田区大瀬子町1010
等覚院の西筋の交差点を右に、最初に左に入る通りが秋葉社のある道筋になります
等覚院から歩いても1、2分のところにあたり、正面は大瀬子浜公園です
通りに入り左側に玉垣が見えると思います、大瀬子町1010の「秋葉社」です
民家と民家に挟まれ、正面は扉の設けられた石の玉垣、他は板玉垣で囲われています
社は高く積まれた石垣の上に鎮座し、ほぼ北を向いて祀られています
社脇に一本の御神木がある細長い境内は、道の両脇を民家が立ち並ぶなかで神域として与えられ、その空間だけは開けています
羽団扇の紋が飾られた扉の先に、鰹木と千木があしらわれた社が鎮座します
ここ大瀬子町というか、この通りの氏神様が秋葉社と形容してもいいかもしれません
創建等の詳細は分かりません
近くの軻具突智社もそうであったように、創建はそれ程過去のことではなさそうです
それを知る手がかりの一つとして燈籠に刻まれた「昭和十年」1935年が唯一のもの
当時はまだ南区熱田大瀬子と呼ばれていた頃で、現在の熱田区となったのはそれから2年後の事
由緒は分からないけれど、この界隈自体は東海道唯一の海路「七里の渡し」があり、古くから旅籠や茶店が軒を連ね賑わっていた場所
人が集まれば火伏の神が祀られますが、未だ出逢っていないだけの事かもしれませんが、古くから受け継がれた秋葉社はそれ程多くないのでは?
大瀬子町の一本の道筋に鎮座する秋葉社、軒を連ねる家々を守る氏神様です
この界隈の秋葉社はまだまだあります
2019/08/21
『秋葉社』大瀬子町1010
創建 / 不明
祭神 / 不明
住所 / 名古屋市熱田区大瀬子町1010
アクセス / 市営地下鉄名城線「伝馬町」駅下車西に10分程
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