春日井市大留 神明神社
春日井市大留町5 神明神社
神領町2の「津島神社」から庄内川の堤を上流に歩いて行きます。
日が傾いてくれば川原を吹き抜ける風は心地いいものがあり、夏から秋への移り変わりを肌で感じます。
石碑・・・・・拡大写真を撮り忘れ内容が分かりません。

蕃塀の左から社殿の全景。
拝殿かと思っていたが、どうやら神楽殿の様です。
切妻瓦葺の四方吹き抜けの神楽殿、中では夏休みの宿題の答え合わせでもしているのだろうか、地元の子供たちが集まって賑やかだ。
なかなか見かけなくなった光景だ、ここは邪魔しちゃいけないな。
神楽殿の先の社殿、その両脇にこんもり盛られた一画があります。
右のこんもりは御嶽神社。
左の玉垣の脇のこんもりは親王塚古墳。
7世紀後半から末に築造されたと推定される直径15㍍の円墳で、横穴式石室を持ち一説には後醍醐天皇の皇子の遺品が納められていたとも云われる。

切妻平入の拝殿。
由緒書きは見あたらないので詳細は不明です。
こうして写真を撮っていると、先ほどの子供たちが寄ってきて「お参りにきたの?僕もお参りしよう」と声をかけられる。
今時、軽々しく子供に声も掛けられないご時世だけに何だか妙にほっとするのはおやじだけか?
いいね、この神社、子供の頃の自分を思い出す。

本殿左は津島神社、社の造りも大きさも豊川稲荷と瓜二つ。
本殿も黄金色の飾り金具はなく一見地味に見えますが、手の込んだ斗栱の組み合わせや木鼻には彫が施されています。
神明神社の祭神は天照大神でいいと思いますが、意外に子供たちが詳しかったりして。
由緒書きを掲げてやりたいものです。

神社東から境内の全景。
毎年10月の秋祭りではこちらの境内で棒の手や神楽が奉納されるようです。
そうした地域の伝統も高齢化や担い手不足などで風化に繋がっていくものですが、子供達が集う神社であれば担い手は生まれそうだ。
子供の頃の自分を見たような気がする神明神社です。
2020/8/25
大留 神明神社
創建 / 不明
祭神 / 天照大神
境内社 / 豊川稲荷、津島神社、御嶽社
住所 / 春日井市大留町5
公共機関アクセス / JR中央線「神領」駅から徒歩で東へ20分程
神領町2津島神社からのアクセス / 東へ徒歩15分
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