「津島神社」 稲置街道
楽田駅から犬山城を目指し稲置街道を歩いていますが、橋爪付近を歩いていると東の県道27号線との間に神明鳥居と大きな石灯籠が見えてきます。犬山市橋爪の津島神社です。
ここまで訪れた個所をルートに落としてみました。
ゴールの犬山城や木曽川も近づいて来ました。
住宅地に鎮座する津島神社、間口が広く通りから境内は一望できます。
参拝者駐車場はなく、通りは路上駐車する幅員はありません。
車で訪れるには不向き。
通りから見る境内全景。
玉砂利が敷かれた参道、神明鳥居の先は茶色の屋根の蕃塀が配され、奥に入母屋妻入りの拝殿が見通せます。白い鳥居と茶と緑青の緑とコントラストが鮮やか、靑い空がないのは残念。
鳥居は1911年(明治44)建之。
境内右の手水舎は二脚で控え柱を持つもの。
舟形の自然石を用いた手水鉢、ここには龍はいない、そしてやはり清水がはられていません。
木造の蕃塀は手水舎同様控え柱がっしりと支えています。
後方には大きく立派な石燈籠が2対あるようです。
後方に第二の蕃塀とでも言うかフェンスがある、容易に察しがつくけれど、子供たちの遊び場になっているのかも知れない。
銅葺屋根で入母屋妻入りの四方吹き抜け拝殿で、拝殿前には古びた狛犬。
正面から見る屋根の反りが美しい、過度な装飾を避けた落ち着いた佇まい。
拝殿から本殿は長い渡廊で繋がり、本殿の三方は杜が取り囲んでいます。
古びて風格すら感じさせる狛犬、台座には1915年(大正9)と刻まれていた。
大きく口を開けた「あっ」形、災害か戦災分かりませんが、体の一部は罅が入り補修の跡が痛々しい。
拝殿から本殿方向の眺め、左右に境内社もあるようです。
参拝させてもらいます。
この神社の由緒書きはなく、創建等の詳細は不明です、地誌に目を通し何か出てくればここに追記する事にします。
祭神は須佐之男命。
拝殿右の境内社、こちらも詳細は分かりません。
拝殿から幣殿、本殿は渡廊が繋き、左には石標がある。
左側から見る本殿は銅葺の流れ造りの様ですが、本殿域は見通せません。
大きな岩が組まれ如何にもという雰囲気。
ここには御嶽大神、御嶽大権現、氏神、山神等の石標があり、其々に紙垂が下げられた注連縄がかけらています。
『津島神社』は町内や氏子の方々により綺麗に手入れされ、参拝者を気持ちよく迎えてくれます。
稲置街道 橋爪『津島神社』
創建 / 不明
祭神 / 須佐之男命
所在地 / 愛知県犬山市橋爪西浦29
徒歩アクセス / 山の子社から稲置街道を北上、5分程
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