焼き物の町を見下ろす庚申堂

 相持院から西に10~15分程歩く。

周囲は常滑焼の窯元と住居が混在する昔懐かしい町並みが続き、この丘陵を下れば常滑駅も近い。
陶郷町1の三叉路に小さな祠が祀られていました。

細い道沿いには常滑焼の焼酎瓶だろうか、綺麗に並べ石垣として流用するあたりはいかにも焼物の街だ。
周囲には煉瓦煙突が立ち、昭和レトロの懐かしい趣が漂う。

陶郷町1の祠。
相持院からは右方向から下ってきました。
三叉路の角地に石を組んで社地が作られ、木造鳥居の先に常夜灯と堂がある。


ここは映画20世紀少年のロケ地だった事を語る案内があるものの、お堂に関して解説板らしきものは見当たらない。
気になったので鳥居をくぐり境内へ。

堂の中には一体の青面金剛らしき石仏が安置されていました。
レンズを近づけ一枚撮ってみたが、像の姿はあるものの、年代までは分からなかった。
恐らく石仏は青面金剛像でそれを安置した庚申堂だと思います。
何も詳細は分からないけれど、昭和を感じさせる道筋に祀られた堂の佇まいは、映画の1シーンとして撮影したのが分かるような気がする。
2021/11/20

庚申堂
建立 / 不明
所在地 / 常滑市陶郷町1
相持院から徒歩ルート / ​北西に10分程
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