史蹟五郎丸初生地と不明社
稲置街道を歩き犬山城でビールを飲む、我が家のイベント
前回の「羽黒八幡宮」から犬山城で待つビールを目指す名鉄小牧線「羽黒」駅前の小社から街道を進む。
県道27号線から東の眺め。
田園風景の中を走る小牧線、その先にポツンと杜が見えます
こうした風景は好きな風景だ。
丁度電車がやってきた。
線路の向こうの杜は恩田社の杜、立ち寄りたいがここは次の機会にして先に進みます。
県道27号線を横切る合瀬川に架かる小さな橋を渡った左側に常夜灯と「史蹟五郎丸初生地」と刻まれた石標が建ち、複数の社が祀られた一画があります。
この時は後で調べがつくだろう、なんて安易に捉え境内に入らず外から写真に収め先を急いだ。
これが調べる段になってスッキリする情報が見つからなかった。
それは書いている今も変わらない、そもそも「史蹟五郎丸初生地」の由来からして分からない。
ゴロゴロ石が沢山あったとか、かつての海辺で、四郎丸・五郎丸という大船から転じた、有力者の屋敷があったとか諸説あるようだ。
地名由来でもスッキリしない、ラグビーのあの方の生誕地ではなさそうだ。
ではいつからここにあるのか。
上は明治の地図、そこからこの場所の存在も見つけられない。
境内には板宮造りの社が三社祀られ、それ以外に注連縄らしきものが巻かれた石碑があるようです。
正面の社は「稲荷社」で社名札と小さな狐が祀られている。
右の社は外観からは分からない、地図から見ると岩橋村五郎丸の集落の外れの郷瀬川右岸の村はずれ。
集落を守護する火の神や禍除けの社が祀られた?
立ち止まっていてもビールには辿り着けない、不明社として先に進もう。
歩いて来た県道27号線(稲置街道)の羽黒方向の眺め、歩道右側の常夜灯が「史蹟五郎丸初生地」。
2021/03/09
史蹟五郎丸初生地と不明社
境内社 / 稲荷社、その他に不明社二社
所在地 / 犬山市五郎丸八龍
徒歩アクセス / 名鉄小牧線「羽黒」駅から徒歩20分程
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